セカンドライフのこと

最近、「セカンドライフ」に登録してみました。
インターネット上の3Dの世界で、人と出会ったり話したり、
はたまた土地を買ったり商品を販売したり、イベントやライブに参加したり、結婚したりなどなど
実際の生活のようなことができるのです。

3月くらいからメディアで取り上げられていて気になっていたのです。
バーチャルとはいえ、この世界で使われる「リンデンドル」は、アメリカドルに換算可能で、
新しい経済の場として注目されており、すでにナイキやトヨタなど大手も参入しているらしい。
確かに、ビジネスチャンスの大きい国がひとつ誕生したようなものだからね。

セカンドライフについては賛否両論あるけど、私は当たり前の流れだと思います。
現実世界の他にインターネットの中に世界があり、そこに自分の分身(=アバター)を置いて操る時間というのは、一種の娯楽だと思うのです。
別の世界を擬似体験する、というのは、
古くから娯楽として存在するわけで。
文章だけの本だったものが、
映画になりテレビになり、
今度はそれが3Dになり、自分が入り込み参加することによって擬似体験が一部(売買など)現実に反映される。
つまり、これまでの娯楽の進化した形なのでは。
もう一つの世界ができるからといって、私たちは食事をしたり人と会ったり外を歩いたりをやめたりしないと思う。
ただ、子供のうちに現実世界で五感を使ってたくさんの体験をしていれば、の話だけれど。