merci milles fois

フランスからワインの蔵元、ペノさんがいらっしゃいました!
「ESPOAたびら」藤田さんご夫妻の計らいで
お料理を担当させていただくことになり、
6/2、江津に行ってまいりました。

ペノさんは情熱を持ってワイン造りに取り組む方でした。
AOC(原産地統制呼称)という格付けにとらわれると、
製造過程などの規制からワインの本当のおいしさを引き出せない、
という気持ちから、格付けや規制にとらわれない自由なワイン造りに挑戦しておられます。
そのため、考えられないくらいの手間と時間をかけたワインは
高級ワインではなくVin de Table(テーブルワイン)というカテゴリーになるのですが、
フランス国内・日本でも評価は高く、フランス大統領官邸であるエリゼ宮にも
納めたことがあるそう。

浜田・江津間の移動でずっとお話をさせていただいたのですが
ワインのこと、発酵のこと、品種のこととなると目を輝かせて
たくさん教えてくださいました。
その話しぶりも、とても気さくで威張るところなく(すごい人なのに。)
つねに笑顔でちいさなことにも感動する姿が、素晴らしかった。

ペノさん・藤田さんの人柄が、このワイン会の最大の魅力だったと思います。
お二人のワインに対する情熱が伝わってよかった!

たくさんのワインの中でも
Le chapeau melon(ル・シャポー・ムロン)が印象に残りました。

8月11日にワイン・パン・チーズのお祭りを当店で行う予定です。
そのときには、ペノさんのワインもグラスでご用意しますのでお楽しみに!